戦略の特徴をつかむ
基本的にAoE3では大きく3つの戦略があります。それぞれの特徴を把握し、状況に応じて使い分けましょう。またカードデッキもそれぞれ準備しておくと良いです。
特徴 | 得意な相手戦略 | 苦手な相手戦略 | 一言コメント | |
1)Rush | 攻撃重視 | Boomに強い | Turtleにやや弱い | とにかく速攻 |
2)Turtle | 防御重視 | Rushにやや強い | Boomにやや弱い | 鉄壁 |
3)Boom | 経済重視 | Turtleに強い | Rushに弱い | 入植者万歳 |
1)Rush
軍事ユニット系のカード中心のデッキを構成し、軍備を急いで早めの決着を狙う戦略。時代2から積極的な攻撃を行う。1対1(H2H)の戦闘で多く用いられる。
先手必勝という言葉が全てをあらわしている。相手国の軍備が整う前に攻撃をする事が重要。また入植者を中心に攻撃を行う。建物を狙うと時間がかかってもったいないからである。また、先手を取ることに成功した場合は、常にプレッシャーを与える事も重要である。プレッシャーを与え続ける事で経済的な差も出始める。一旦差がついてしまうと、チーム戦で無い限りは逆転は厳しいからだ。
成功へのポイントは軍事ユニットの特性を十分理解しておく事である。建物破壊が苦手な軍事ユニットで延々と建物を攻撃しても時間の無駄である。また、防御側は後手であるがゆえに必ずアンチユニットを繰り出してくるため、それらへの対処も考慮して、追加の援軍を作る事が重要。
・ドイツ①・・・時代2からカード使用時にウーランがつくため、ウーランで軽くけん制→Rush。
・ドイツ②・・・傭兵が強力なため即3(FF)→商業研究(経験値2000ゲット)→傭兵ラッシュ。
・オスマン帝国・・・入植者の自動生産のため時代2が早い→イュニチェリ+アブス砲は時代2では相当強い。
※オスマンでRushする際は2,3のイュニチェリを内政拠点の護衛にするといいです。
・ロシア・・・時代2への進化は遅いがストレレッツの大量生産による押し切り戦術。木不足に注意
・スペイン・・・カード使用に必要な経験値-27%を生かして速攻。時代2の槍ラッシュ等(何でもできます!)
・ポルトガル・・・時代2での入植者拡大からの槍+石弓ラッシュ。意外と強いです。
2)Turtle
防御中心の戦術。防御に向く軍事ユニットを多めに生産し、相手の消耗を狙う戦略。経済の発展が順調なら非常に強いが、マップを広く使えないため、金鉱が切れたりすると厳しい戦いとなる。 攻撃側と守備側で消耗戦をすれば基本的には攻撃側の方が消耗が激しい(建物破壊の時間や塔からの攻撃を受けるため)という点を生かした戦略。
成功へのポイントはバランス。守備用の軍事ユニットを作成しても、攻めて来なければ無意味であり、状況に応じた配分が必要。また相手の攻撃ルートを壁等でうまく誘導し、守り易い地形へ導く事も重要。その際には効果的な砦の配置を。時代3、時代4といった進化は相手よりは先に進化したい。
チーム戦において、明らかに格上の相手と正対した場合には、Turtle戦略を取り耐えている間に味方の進軍を期待するといった使い方もある。
・ポルトガル・・・ 内政の拡大が容易なため、Turtleの戦略を使い易い。カサドールやオルガン砲、竜騎兵といったユニットも守りに使い易い。
・オランダ・・・銀行が充分な数(4個以上?)建造されるのは、時代3以降であり、基本的にはTurtleが得意な文明。ユニークユニットのロイテルも守りに使い易い。
・イギリス・・・特徴的な軍事ユニットが存在しないため、ある程度の内政拡大後の物量作戦が必須。
・その他の文明・・・Turtleは全文明に可能な戦略であり、是非覚えましょう。
3)Boom
戦闘の基本は経済から。といった考え方の戦略。序盤はとにかく内政の拡大に努める事が重要。内政の拠点を分散するか、1点に集中し護衛させるかを行い、とにかく入植者減を防ぐ。
成功へのポイントは時代3以降の中心の増設を早めに行う事。1箇所で入植者10作成するよりも、2箇所で5と5に分けて作成した方が良いという事を常に心がけよう。
チーム戦において、後衛の場合にこの戦術を取ると良いが、前衛が倒されないよう状況の把握は重要。
・ポルトガル・・・Boomにもっとも向く文明。とにかく入植者を増やそう。
・オランダ・・・銀行が充分な数(4個以上?)建造されれば、金鉱無しでもある程度の軍備は可能なため、Boomしやすい。
・イギリス・・・ロケット砲を使いたい人はマナーハウスの建造からの内政拡大で時代4を目指そう!
・ロシア・・・序盤の進化は遅いが中心増設後の内政拡大はしやすい。オプリチーニック等で敵陣を荒らして時間を稼ぎつつ、爆発を目指そう。
Boomは出来る限り少ない軍で守ることが出来ないと難しい戦術ですが、Turtleに慣れたら、是非試してください。